アイドルマスター シンデレラガールズ 23話

さて。

 

色々と、大切なものを見失って憔悴しきっていた島村卯月。いままでこういった事態に手をさしのばしたのはPだったけれども、今回手をさしのばし・・・手をつかんだのは友だった。

NGの他の二人はそれぞれNGを続けつつ別の道を行こうとしている。じゃあ自分は? 笑顔と言われていたけど、笑顔なんて誰にでもできる。確かに。笑顔を浮かべることは誰にだってできる。けれども卯月の笑顔は卯月にしか作れないし、その笑顔で渋谷凛はアイドルを始めた。そりゃあね、その笑顔を本人が否定したら彼女は怒るよね。そのときのことを知らない本田未央は、だからこそいまの島村卯月の状況を見て取れたわけで。

視聴者は時々映し出されたフラグから島村卯月の闇を感じ取れたけど、彼女自身はその闇をひたすら隠してきた。ガンバリマスガンバリマス。言えてよかったね。聞けて良かったね。

この3人はもちろんなんだけど、裏では他のシンデレラガールズの面々が帰る場所を守るために活躍していたことも忘れてはいけない。若干の荒療治ではあるけど、クリスマスのライブは成功いや、ぜひとも大成功していただきたい。

 

 

で、ここから残り2話は隔週での放送ってのはどういうことですかねぇ・・・

心が叫びたがってるんだ。

いやいやちがいます。デレマス最新話は、感想書くためにもう一度見なくちゃいけないんだけど、そのもう一度が展開的にかなりつらいので、それを乗り越えてから書こうかと。

そんな「ここさけ」を見てきた感想です。

「あのはな」のスタッフが再結集して作られた青春映画。

青春の甘くも苦くも辛くも楽しくも、そんな部分をこれでもかっていうぐらいに集めて圧縮したような映画でした。順ちゃんくっそかわいい。

内容としては上記のとおり、メインの4人がそれぞれ近づきつつでも言いたいことを言えずに、最終的には心が叫びたかったことを口にして、それぞれの解決へと到達するわけですが。前半ちょっとハラハラ。中盤にやにや。そして終盤は祈り。

もう一回は見に行きたい映画でした。

さて、それは置いといて。

成瀬順というキャラクターが主役、でいいのかな? くっそかわいいんですよ。

小動物的なかわいらしさといいますかね。幼少期の出来事で喋ることのできない呪いにかかってしまっていることもあり、返答は声ではなくリアクションでこなすんですよ。それが若干オーバーリアクションなんですよ。一生懸命首を振ったりうなづいたり、その様子が、見かけるたびに抱きしめたくなるかわいらしさでして、あーもう(歓喜)

あそこでくっつけさせないのは岡田麿里脚本ですね。あの展開は心がつらかったです。なんにも声をかけられない展開。けれども、戻ってきた彼女の歌声に涙腺は耐えきれませんでした。最後にあの展開が待っていましたが、あのあとはどうなるんですかねぇ・・・

というわけで、小動物的なかわいらしい女の子が好きな性癖人にはたまらないアニメだと、断言します。

アイドルマスター シンデレラガールズ 22話

12時。それはシンデレラの魔法が解けるとき

 

さて、なんとかいたらいいか。いままでいろいろ沈ませる展開の多いアニメではありましたが、あぁ・・・

とりあえずはですね、前にも書いたけれども常務はともかくアイドルたちは一生懸命なんですよ。なのでアイドルたちが失敗したまま、の展開だけは避けてほしかったのですが。今回の流れは良かった。というか、常務まさかいきなりあの大きなステージ踏ませたのか? なんだかんだでシンデレラガールズは下積み活動を大目にやってきて、NGの3人だって最初の舞台は姉ヶ崎ライブのバックダンサーでしたが、あのときだって武内Pのさりげない気遣いもあって成功できたわけで、今回の常務は場だけ用意して「よし勝ったな。風呂入ってくる」状態なわけですよ。なに高台から眺めているんですかねぇ。いやせめていつでも連絡が取れる環境は作っておけよと。結局のところ経験なわけですよ。武内Pの機転で何とか最悪の事態は避けられて、シンデレラガールズたちによって彼女たちの緊張も多少はほぐれて、TPの曲もそうなんだけど、やっぱりデレマスアニメの歌唱シーンは良いなぁ。

アイドル同士を敵対させるのではなく、一緒に歩ませる。和む。実に和むぞ。

ってなところ今回が終わってくれればどれだけよかったか・・・

ついに爆発。しまむーの闇は深い。

彼女は口癖のように「がんばります」と言い続けてきた。口にするたびに「がんばります」は枷になってきた。がんばらないと。頑張らなくちゃいけない。なんでもっとがんばれないんだろう。しぶりんはNGだけでなくTPとしてもがんばっている。ちゃんみおはまったく別の、演劇という舞台に飛び出した。

じゃあ自分は?

「笑顔です」笑顔でダメ出しをされた。そのせいでPが謝罪した。ように彼女には見えた。あと自分にはなにが残っているの?

不安の中、事務所を後にするしまむーの背後で時計は12時を指した。12時はシンデレラにかけられた魔法が解ける時間。そして次回サブタイトルは『ガラスの靴』。シンデレラであれば、魔法の解けた灰かぶり姫。ガラスの靴を頼りに王子様が探しにくる展開が待っている。けれども、しまむーは・・・?

アイドルマスター シンデレラガールズ 21話

新しいことへと一歩、踏み出す勇気。

前回最後のちゃんみおの爆弾発言。あれがどう意味を持っていたのかこの一週間ハラハラでした。先週も書いたけど、どっちなんだろうと。外れましたわ。いい意味で。

なんだちゃんみお・・成長しやがって。NGのリーダーとして頑張っていた彼女。自分の居場所をNGに強く見ていたけれども、しぶりんのこと、そして武内Pとの会話で新しいことへの挑戦する道を見出したわけか。それで演劇の方へ行くとは思わなかったけど。いや、だからこそ違う演劇へと向かったのかな。茜ちゃん可愛い。

ちゃんみおの本気の姿勢、そしてしまむらさんの後押し。しぶりんはいい仲間を持ったなぁ。そしてちゃんみおの本気が伝染するように、シンデレラガールズも今を大切にしつつ新しい道へと進みだすと。ソロで活動する新田さん。他のユニットも新しいメンバーを迎えてライブへと挑む。

先週の段階では本当にハラハラさせられていたのに、今週のこの話を見るとどのアイドルも心の奥底から素直に応援したい。どんな道を選んだとしても応援したい。そんな気分にさせられる話でした。

おう常務はそのきっかけ作っただけで、ほめてないぞ

 

で、しまむーですよね。今回は大天使ウヅキエル満載で、なにこの聖人って感じだったけど、なんだろうね。闇を感じるんですよね。特に最後の、準備しているだけのカット。最後の最期で爆発しそうな闇を感じる。この予感だけは外れてほしい。しまむーはしまむーのままで・・でもなぁ。いまのしまむーってなんだか、自分を犠牲にしてる感じがするんだよなぁ。

アイドルマスター シンデレラガールズ 20話

常務は自主性云々言っていたけど、今回のあの流れは軽くパワハラ入っているよね。拒否権は元から無い、みたいな。しぶりんに至っては面識があり、なおかつ今回の騒動でCDデビューが流れた二人を人質にすることで、しぶりんの心を揺さぶってる。武内Pは正面からその波動を受け取ってしまっている。そもそもあのタイミングの時点で、冬のイベントに影響ないわけがない。

けれどね、アイドルたちに罪は無いんですよ。今回悩んだ結果としてしぶりんはトライアドプリムスを、アーニャは常務のプロジェクトに参加し、もともとそのプロジェクトに参加した、文香がシャベッタァァァァ。彼女たちは純粋に楽しんでいるわけで、そこは応援していきたい。現に、奥さん、もとい新田さんもアーニャの決断を支持している。さすがは夫婦。さりげなく時々トリオになる蘭子の意見も取り入れたところが良い。

一方の。

NGですよね。はい。ちゃんみおはいろいろあって一時期は抜ける云々の騒動もありましたけど、そのあとリーダーにもなって彼女としてはこのNGを大切にしたいという気持ちが大きいんでしょう。だからしぶりんが別のユニットを組むことを聞かされてあんな行動に。でもあのソロ発言。もしかしたらしぶりんを思ってのこと、なのかもしれないという。あの時ちゃんみおはしぶりんに、二つのユニットを一緒にできないようなことを言ってしまった。いや待ってほしい。あれは言い過ぎだったんじゃないか。自分もNGとは別にソロで活動することで、あの時の発言を撤回したい。そんな気を使ってのソロ発言だったのではないか。

だが待ってほしい。単純にNGやめてソロ活動するんじゃないか。

それとは別に、しまむーはどうするんだろう。今回もそうだけど、もうちょっと意見言ってもいいのよ。最近闇を抱えてきて非常に怖いんですわ。最初の1話こそ彼女の話でしたが、彼女の登板甲斐が少ないのが本当に怖い。この後なにかありそう・・・

ここの所なんだかんだトラブルあっても一話で解決していたので、なんだこのもやもや感。来週まで待てないし、月曜更新の映像次回予告も待てない。

アイドルマスター シンデレラガールズ 19話

書いている途中で火狐がエラー起こして全部消えたので、みくにゃんのファンやめます。

 

みくにゃんのファン始めました。

そんな18話は再びのアスタリスク回。はい、そしてロッキングガールたちの回です。

前回の「あんきら」同様に、原作からすでに出来上がっていた組み合えせの一つが「だりなつ」。キュートでクール系にわかロッカーアイドル多田李衣菜と、本物のロッカーアイドル木村夏樹。さらにそこに、アニメではだりーなとコンビを組んでいるみくにゃんが混じって、どうなるかと思ったら、ロックでしたわ。

なんというか、ロックに固められた形はないんだなぁと。ロックで言えばなつきちのほうがロックなんだけど、そのなつきちがにわかわいいだりーなの言葉に動かされて、常務の誘いを蹴ってしまうと。いやまぁ、常務のあの発言は、本当にこの人ロックがわかっていないなぁと思いますけどさw

お互いがお互いに影響されて動き出す。それを優しく見守るみくにゃんは良妻の鏡。格好のいいだりーなとなつきち、そしてかわいいみくにゃんとえっ

何故か3人に加わってきたウサミンに驚きを隠せなかったwでもウサミンの生き方も充分にロックしていると思うと、この加入は必然だったのかもしれない。

アイドルマスター シンデレラガールズ 18話

デレマスのアニメがすごいなぁと思うのは、ギリギリの緩急さだと思うんですよね。陰のある展開を用意しておきながら、その話の中で見事に晴らすどころか尊いものへと昇華してしまう。

今回は前からあると言われていた『あんきら』回。アニメではそれぞれ別のユニットでの活動が主の杏ときらりん。アニメが始まるまでは杏といえばきらり。きらりといえば杏の認識が当たり前でした。なのでアニメでこの二人を前面に出してもそれはある意味、成功しかない組み合わせなんですよ。まさか大成功させるとは。

同じ17歳で見た目のギャップがある2人。それを番組側が目をつけてコンビを組ませる。お子様的な杏と、母親的なきらりん。まぁそれはわかりますわ。杏に甘えるきらりんは卑怯ですわ。なにこの気持ち。にょわにょわしてたまりませんわ。ありがとうございます。

んで、こんな二人に負けないインパクトを残したのがちえりとかな子。あんきら回だけでもこの話が成立できるのに、さらにこの二人を盛り上げるんだから、もうね! 失敗もする。でも成功も成長もする。ほんと、デレマスを見ていると保護者気分になりますね。はぁ、Pになりたい。いやオレはPみたいに有能じゃないから、Pちゃんの守護霊でいいですわ。

で、幸子ォ!

お前はぁぁ! 先輩風ぴゅーぴゅー吹かせやがって!! こっちこい! 頭なでなでしてやるから!

自分のかわいらしさをアピールしていながら、後輩のためにさりげないアドバイスを送る幸子。もう本当にかわいくてたまらない。なに今回の衣装。ふざけてるの? 似合いすぎでしょ。次はそれでフィギュア化してもいいのよ。それにいちいちポーズが可愛いんだけど。お疲れさまって言って抱きしめてあげたいわ。

次週はみくりな回のようなので、また全裸待機しないと(使命感)