あの夏で待っている

愛するイチカを守るために海人だけじゃなくて全員で一丸になってあの場所へとあの場所へと
それでも執拗に先輩を確保するために丸っこいのは迫っていて、なんとかたどり着いた大町市木崎湖。そこは記憶の中にあったあの場所。そこに過去に誰かが接触した痕跡があれば、2人は離れずにすむ。けれど。痕跡はなくなっていた。
前にも書きましたが当初から『おねティ』との関連性が騒がれていた今作。ここで過去に接触していた女性の声が2人に響く。謎の声は井上喜久子さん。みずほ先生。これがオレの知るみずほ先生なのかどうかは明確には出てこなかった。いや、もしこれがみずほ先生だとするのならば、彼女の口から語られた言葉通りだと桂くんと別れて記憶も消えてしまったという哀しい事実。もしかしたらおねティと繋がっているかもしれないし、そうではないかもしれない。だからこその明確なワードが出てこない。あの場所の名前も出てこなかった。
そんな哀しい過去があっても、そんな過去があったからこそ、2人は乗り越えた。姉さんのお土産を着込んだ先輩の姿。あれですね。謎の多かった檸檬先輩が実はMIBで、海人たちに接触していたのもイチカ先輩のことを探っていたんでしょうね。接してその結果、地球と異星人は正式に出会ったと。
当たり前だけど経験することの出来ない一夏の青春。当たり前だけど手に入れられない一夏の青春
映像ソフト収録でもいいから、未完成だった映画が完成する流れを描いて欲しいなぁ・・・