バトルシップ

見てきました。
個人的に好きな侵略もの。話に聞くと全編海上バトルと言うことでどんなものかと思ってみたら、始まってまず感じたのはマイペースな立ち上がり。普通侵略ものと言えば始まってすぐにエイリアンが襲ってくるのがほとんどですが、この作品はまず主人公たちの回りに人間関係をゆったり描いて、それから襲来と、正直タイトルが出てくるまで観る映画間違ったか!? と思っていましたw
ただ、そのバックボーンガルからこその各キャラたちの立ち回りがしっかり出来て、そのお陰でキャラ立ちもしっかりしていました。
そして戦闘は確かにほとんど海上戦。この作品は日本の俳優の浅野忠信さんを始め、合同演習に参加していた日本自衛隊もメインの1つのため、しかも浅野さんの活躍が予想以上でもう一人の主役と言ってもイイ感じなのでそちらにも盛り上がりました。
エイリアン側も面白いもので、圧倒的な火力を持っているものの侵略がメインではなく、地球にある施設の制圧が目的で、そのため積極的に殲滅するわけでもなく、武器武装、または脅威になるもの? のみを破壊するというめずらしい形態。だからこその海上戦がハラハラドキドキ感。だからこその作戦が上手いのなんのって。特に終盤、飾り物化していた戦艦を退役軍人のご老人方の手伝いの元に動かすのだけでもテンション上がりまくりだというのに、相手の巨大兵器相手に裏の裏をかく作戦。心の中で何度『うおおおおおお』と唸ったことか。
序盤のゆったりさに感じていたちょっとした不安はどこに言ったのか。終わるころには名作の印象。非常に面白かったです
ただスタッフロールのあとのあれはなんだー!!?? 続編とか?