009 RE:CYBORG

先週からようやく地元でも放映開始したので、見てきました。
過去の009シリーズはちゃんと見たことはありません。ですが、基本的なことはだいたい知っていたつもり。サイボーグだとか加速装置とか基本中の基本的なことは。
まず驚いたのが全編3DCGなんですね。アニメじゃ背景のモブキャラを描くときに結構多用されていますが、全編をこれで描いたのには驚きました。それも、最初こそ ん? と思うものの慣れてしまえば違和感がないというのもすごい。最初に3DCGでの作画を見たのが覚えている限りだと「サクラ大戦 活動写真」なんですよね。あれから時はたって、こうも進化したか。
ストーリーはそれまでの009を知らなくても大丈夫なように作られていて、各キャラの能力も派手に描かれてわかりやすい作りでしたね。そう、この頃はw
内容としてはなんでしょうね。特にラストのあれはどう解釈をしたらいいのか。ジョーは確かに宇宙空間でミサイルの爆発に巻き込まれ、ジェットもぼろぼろになって大気圏へと。他二人も消息を絶ったままだったのにヴェネチアでみんな合流した。彼の声が神の声だとするのならば、対話した結果があの世界と言うことなんですかね。海の上を歩く描写もどう解釈をしたらいいのか。ここの部分でどうしても首をかしげてしまって、どうもすっきりとした終わり方ではありませんでした。ジョーの恋人のトモエの描写は思い出してみれば、フランソワーズの視線の描写でベンチに座っていたのがジョーだけだと思い出して、結構すっきりしたんですけどね。
ともかく、映像は素晴らしく迫力もあり、それだけでも鑑賞の価値はあったかと想います。見たのは3Dでしたが、攻殻SACSSSもそうだったけど奥行きの使い方がうまかったです