アイドルマスター シンデレラガールズ 15話

永遠の25歳児こと高垣楓というアイドル。
アニメの世界ではすでに結構な人気があり、独特な雰囲気を持つキャラとしてなおかつ武内Pともなにやら関係があるような? 感じで1期の時から話題に上がらないことはなかった楓さん。その実態はおやじギャグの大好きなおっさんの精神を持つアイドル。
この15話にしてついに、本格的にスポットライトを浴びることに。
やっぱりね、少佐のやり方は間違っていると思うんだよね。あんな強硬策に出て、ほらアイドルたちのやる気が不安に負けてしまって、華がなくなっているじゃない。アイドルは華を与えるのが仕事の一つであり、不安を持たせてはいけない。不安はどうしたって表情に出てしまうので。これまで決まっていた仕事は続けられるけど、その先はどうなるかわからない。折角決まったCDデビューは延期になってしまう。いままで使ってきた部屋は追い出される。これからアイドル事業部を一つにまとめて、そこで少佐の御眼鏡にかなうアイドルを売り出していく。いやいや今まで海外にいて帰ってきていきなりそんなこと言われても、不安しかないですわ。せっかくここまで積み上げてきたものを、いったん壊されたらそりゃあ不安ですわ。でも相手はお偉いさん。なかなか口に出して反論なんて。武内Pはそんな中でも反論してくれたのですごいと思う。
で、そこで楓さんですよ!
まず最初に少佐によって選ばれたにもかかわらずその仕事を真っ向から断る。あの時浮かべた笑顔だけで人を殺せそう。結局のところ少佐はアイドルを全体としてしか見ていないけど、実際に見なくちゃいけないのはアイドル一人一人。あの時楓さんはなにを大切していたか。それはかつて自分が立った場所でもう一度歌うこと。正直この出来事で楓さんの立場が危うくなりそうな気がして怖いんですが、でもあの場所でファンの前で歌う楓さんは本当にきれいでした。
そんな第一線を走る先輩の姿にシンデレラガールズたちも感化されたのか、再びいつもの様子を取り戻せたように見えるけど、頑張れ武内P。彼女たちがさらに歩むためには武内Pの企画力が頼りだ。


ここまで、少佐を悪役として描かれてきているけど、なんか過去がありそうな気がするんだよねぇ。たとえば少佐も若いころにアイドル目指していたけど、無能Pのせいで花開かず挫折して、同じ思いをしてほしくないから(自称)わかっている自分がアイドルたちを導いていくんだ、とか? 
アニマスの961とは違うかなぁとは思う。




それでは歌っていただきましょう。高垣楓さんで、原曲『こいかぜ』を楓さんの内面に置き換えたこの曲を。