宇宙刑事ギャバン THE MOVIE

ネタバレあります。
伝説の宇宙刑事が初の単独映画化。2代目ギャバンはまだまだ青臭くてどこか頼りなくて、多分昔からのギャバンファンには不評なところも出てくるんじゃないですかね。オレ自身はギャバンには特に思い入れもないです。ただしあのギャバンのスーツはほとんど作り替えをされていないのに、現代でも余裕でかっこよく思えますよ。暗闇ではさらに映えますよね
今回はその2代目ギャバンの撃が一人前になるための試練。やっぱり終盤まではよく言えば血気盛んな、悪く言えば危なっかしい雰囲気を纏っていて、もうちょっと落ち着けと言わずにはいられないんですが、まぁあれが若さだよね。そう、振り向かないことが。そこに初代ギャバンの大葉さんが渇を入れて覚醒。2人揃っての蒸着シーンはたまりませんね。
ストーリーとしてはちょっと大人向け。悪堕ちした友人を斬り、一人前となった姿から始まったような青臭さはなくなっていましたね。是非とも次作が見たいところではありますね。


で、実は今回このあと舞台挨拶がありました。登壇者は脚本と担当された小林雄次さんと、撃の幼なじみで闇堕ちした遠矢役の永岡卓也さんのお二人。小林さんが北信出身で永岡さんが南信。そしてこの劇場が中信という並びです。
他の舞台挨拶が上映前だったと言うこともあり、永岡さんは自分の役柄がマスコミにも伏せられていたこともあり言いたいことも言えなかったそうでw確かに最初の方で消息を絶った幼なじみですからね。それなのにポスターには撃役の石垣さんの次に名前が載っていると。どうしてかと聞かれても答えられない状況wご本人も脚本いただいて読んでいって、自分がブライトンになると知ってまた最初から読み直したそうで。他にも石垣さんがアクションが出来すぎる俳優のために自分も色々強いられたとかw蒸着ポーズは大葉さんが石垣さんに教えて、それを他のスタッフたちにもやらせていたり、ダブル蒸着シーンはほとんどのスタッフが個人的に動画や写真を撮っていたとかw舞台挨拶ならではの裏話が色々と聞けて楽しかったです。
小林さんが言っていましたが、特撮ヒーローと言えばライダーと戦隊。それではない新しいものを作っていかなければならない。そのためにもギャバンをいろんな人に見て欲しい、だそうで。ウルトラマン・・・