平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

ようやく見てきました。今回は公開から時間がたってしまっているので、それまでの間ネタバレを踏まないよう細々と過ごしてきましたw時間がたったせいで劇場でパンフレットが売り切れてしまっている事態ががが。取り寄せているとのことなので折を見て買いに行かなくては。
今回はあの、藤岡弘、さんが1号として声だけではなく生身出演されるということで話題になっていました。さらにはXライダーと仮面ライダーZXのお二人まで数十年の時を経て出演されるという。さらには平成からも約10年の時を経て再び、『これも乾巧って奴の仕業なんだ』でお馴染み?の555の主人公たっくんとまさかの草加が出るというなにこれ、これ知った時はなに今回気合い入っているじゃないと思いましたよ。さらには門矢士に左翔太郎、晴人も出演。フィリップと弦太郎は役者が人気出ているのでこれからも無理なんだろうけど、映司、おい映司!
さてこの手のオール系は派手だけどお祭り感覚で、脚本は気にしちゃいけないが通例となりかけていますが、今回は違いました。正直かなり面白かったです。まず全体的にオリキャスが出た作品を限りなくリスペクトしているんですよ。元のキャラを壊さずに描いているんですよ。555なんてまさしくそうで、今回メインの一人であるたっくんはTVシリーズの555の後のたっくんなんですよ。色々と傷ついたたっくんがXライダーと出会い再び555として立ち上がるその過程がちゃんと描かれているんですよ。草加との関係も見せながらね。最後には草加の怨念っぽいのも振り払ってね。TVシリーズは最後駆け足すぎた印象が今でも拭えませんが、約10年の時を経てようやく最終回を見た気がします。
昭和と平成の衝突の理由は分からないでもないけど、あの結果のとおり優しさは弱さではないと思いますよ。
最後の流れも良かったなぁ。えっ、昭和ライダーそんな奇跡起こせるのwwwとか思ったらあぁ、そういうことか……って。
あぁそう言えば、今回一応戦隊シリーズも関わっていてwキョウリュウジャーがまさかのレッド一人というなんでだ!w状態だったんですが、トッキュウジャーもやってきて早々に実現、電車モチーフのライダーと戦隊の夢の共演かと思ったらそのまままさかの合体には驚くほかないですよw出番こそ少なかったけどいいところ奪っていったなぁwRXとBLACKRXと仮面ライダージョーカーで黒が基調のライダー同士で戦わせてくれたり、EDのシーンで藤岡弘、さんがノーヘルで何処かの私道を走っていたりと、至れり尽くせり状態。初代1号の時代はそもそもヘルメット着用義務がない時代でして、ノーヘルでバイク乗って走るのはまさしく初代の風景なんですよ。
ただなんというか、こんないいものを今年作ってしまったら来年の今頃にまたやるであろう映画は、ハードル上がってしまったよなぁ……w