荒木飛呂彦先生講演会

6時起床、半前には現地到着。すでに200人弱ほどの列。それから少しして学校内に移動しましたが、こういうところ自体入るの久しぶりですねぇ。一階の廊下最後尾で待機。座ってここでまず『ゼロの使い魔』の3巻と4巻のちょっとまでを読む。予定通り?8時30分過ぎに座席指定券配布開始。ゲットしたのは、あ〜くの縦の列があり、そのいの3列目。
集合は正午だったんですが、適度に時間つぶせる場所がなかったので1時間前には集合場所で待機していました。そこで『ゼロの使い魔』4巻を中程まで読む。さらに時間が迫って列が作られて圧縮され、気がついたら待機列最前。えぇ、目の前の通路通る人通る人がなんだこれはと驚いて、どう見てもでっかい晒しです。
開場して座り、そしていきなり出てきて驚きました……
会場大盛況と大拍手。いや、でっかい驚きとでっかい拍手(爆
つか、本当にこの人若ぃぃぃぃぃぃぃ!!石仮面の力って恐ろしいですねw
出てきてまず司会進行の学生さんが、まず荒木先生に語ってもらって、そのあと学生が先生に質問する流れと告げる。えぇ〜。質問コーナー無いの〜?ツマンネ
まず30人ほどの人の前で教室で話すかと思ってきたらこんな事になっていたらしい。そりゃあ驚きますなw
幼少の話(双子の妹がいて、なにかと結託しておやつを食われたりしていたので、正直殺意がわいた)や、友達に書いたマンガを絶賛されて漫画化になろうと決意。しかし進学校だったので親には言えずに、デビューしてから告げることに。ジャンプに送ったがかすりもせず、どこが悪かったのか当時新幹線もない仙台から片道4時間かけて東京に来て、本当は最初小学館に持ち込みしようとしたが建物自体がでかく、まずは当時小さかった集英社に持ち込もうと入り、たまたまヒマをしていた新人編集者に見てもらい(以下微妙に言い方を変えてありますw)ホワイトはみだしているね。で、でも、面白かったよ(当時の編集はマシリト氏wに代表されるように怖い人が多かったそうです。表紙見ただけで、「あっ、この絵は見たくないな」と言われるなど)
アドバイスを受けて仙台に帰って徹夜で描き直し、そうして新人賞を取ったのがあの「武装ポーカー」。荒木先生のデビュー作です。当時は同年齢の作家が多く誕生し、それなりに焦っていたようですね。
次にまず会場のお客の中で、将来漫画家になりたい人を挙手させる。まぁちらほらと。オレの周りにも数人手を挙げている人が。それを確認してから、漫画家になろうとは思っていない人のためのマンガの書き方講座(ぉ)真っ白の紙を映して、これは雪の絵ですや、真っ黒でも絵として原稿料をもらっている?(デスノートの最終回とか言っちゃダメですよ荒木先生w)←オレには最初某ハンタの事かと思いましたが(爆)他にも『・』を書いてこれは点だけど、さらに○を足していって出来た絵がネズミーランドのマスコットだけど、固有名詞はダメって、言ってるがなwそのあと幽波紋(スタンド)の誕生話(超能力−エネルギー−を形にした)2部も3部も、前の部が終わって次の週には始めなくてはならなかったため、キャラクターの生み出しが大変だったようで。
ここで学生さんの質問コーナー。グデグデだったけど気にしないw
かなりあやふやで憶えていませんが。ジョセフはなぜ女好きか(設定上、3部で終わらせようとしていたので辻褄が合わなくなり、結局愛人という形になったらしい)や、スタンド名に洋楽のバンドを使う理由(好きだから。使うバントが無くなってきて困っているとのこと)


かくして講演会は終わり、拍手に包まれて荒木先生は去りました。
余韻に浸りつつオレは上前津に向かう。ゲマ屋で忘れていたサタデーのチケを買い、バス待ち中に『ゼロの使い魔』4巻読破して、いつも通りバスの中は爆睡です(苦笑


余談ですが、荒木先生の講演のあとに行われた丸山弁護士の講演会ではなにやら一波乱あったそうで。