トライガン・マキシマム 最終話

オレにとって、一番好きなマンガが最終回を迎えました。
この10年続いてきた話の、どこに含まれていてもおかしくないような、ヴァッシュに取って極普通のどこにでもありそうな、そんなドタバタの最終回。
あのカラーの扉絵。どこまでも伸びているような青空とヴァッシュ、台詞の無いあの絵をただオレはずっと見ていた。長かった。本当に長かった。雑誌の表紙、ミリメリにインタビューされて、その映像をあの星のどこかで見ている、これまでにヴァッシュと出会った面々。オレはあの青空に、吸い込まれたかったのかもしれない。
この作品に出会ったのは何年前だろうか。マキシマムが2巻ほどでた頃だと思う。徳間から出ている無印トライガンをまず見つけ、気に入ったものの3巻で終わりかよと思っていて見つけたマキシマム。アニメも原作とは違う道を進んだもののとても素晴らしかった。原作もアニメも、ウルフウッドの死を上手く演出してくれた。アニメでのヴァッシュとナイヴスの銃撃戦は何度見ても迫力があった。原作のラストバトルは迫力以上に重みがあった。夏頃にはコミックスが出るそうなので、内藤氏の書き足しに激しく期待したいところ。
内藤康弘先生、本当にお疲れさまでいた。再アニメ化、楽しみにしていますよ!