フルメタル・パニック せまるニック・オブ・タイム

読破。号泣。
次で長編最終巻と言うこともあり、今まで表面的なものしか描かれていなかったウィスパードのことが鮮明に。そうか。と言ってもいやはやソースケじゃないですが理解しようとしても出来るものではないですよw
今回出てきた施設での実験中に異変が起き、それが起きていた時刻に生まれた赤ちゃんがウィスパードになり、それがかなめやテッサ、レナード。そして彼ら彼女たちには別の未来からブラックテクノロジーが囁かれ、それを囁いているのが未来のかなめ?あれ?で、終盤のかなめはどんな状況?ソースケとテッサを撃ち殺した映像を見えておきながら実際には殺していなくて、でも彼女だけはそれを現実のものと見ていて?既視感の暴走?
で、マオとヤっちゃったクルツ、なんかいい感じになって作戦中過去のことも話して、相手は狙撃を教えた師匠で……勝てると思えない狙撃の勝負を挑んで……
あぁ、………あぁ。………………。
ほんと、最期まで明るく前向きでさすがクルツで……死に逝く間際に師を越えて……。
正直AS打ち抜かれた描写だけならもしかして生きているんじゃ?と言う期待もあったんですが、狙撃に生き狙撃に死んだ。狙撃手らしい最期、でしたね。
あの世界はウィスパードの囁きによって本来の歴史とは違って進まされた世界。ウィスパードの介入がなければブラックテクノロジーもなく今のオレたちのこの世界のようになっていたはず。
それを直したいというレナードの考えも理解できなくもないけど、あわよくばすべてが終わるとき、ソースケとかなめが並んでいられますよう。