文学少女 神に挑む作家 下巻

読み終わりました。書きたいことが山ほどなので、帰ったら書き足しますが、今はこれだけ
心葉の莫迦野郎が…
ななせを泣かした分まで遠子さんと幸せになりやがれ
あぁ、泣きそうだ

よしさて。
最終巻だと言うだけあって、展開は重めで広げられた風呂敷がゆっくりと閉じられていく。いつもと同じように実際にある物語になぞらえて。その展開が重たい。そして今までだったら物語になぞらえて語るのは遠子さんだった。今回はその役目が心葉。その語られる内容を読めば読むほど、ページをめくるのが怖くなる。あぁ、そうか。どれもこれも、ほんのちょっとの間違いからなんだ。でも、また繋がってよかった。本当に。
でだ。でも。ななせが可哀想だ。あのまま心葉と一緒になると思ったのに、心葉め。最後の最後まで遠子さんか…。最後に現れる担当は遠子さんなんでしょうね。せいぜい幸せになりやがれ。
さて次は短編集と外伝。誰のどんな物語が紡がれるんでしょうねぇ。画集も欲しいかも。