とらドラ！１０

とらドラ10! (電撃文庫)

最終巻。前回それぞれの親に反発して駆け落ち同然で逃げ出した大河と竜児。２人の運命はどうなるのか。
と思っていたら２人の話だけではなく、２人を中心に竜児の進路希望じゃないけど　みんな幸せ！　な流れに持ってくるとはさすがに驚きました。竜児と大河がお互い好きだと口にして竜児からはプロポーズの言葉さえも出て、それだけじゃなくて竜児ママのやっちゃんも幸せにして、みのりんも北村もあーみんもみんなみんな幸せになって、涙浮かべながらニヤニヤしてしまいました。
でだ。春田よ。お前はどれだけ漢前なんだ？２人が本格的に学校すらもボイコットしようとたくらんでいて、それを知っているのはみのりんたちだけのはずなのに、それなのになぜ一芝居打ったのかと。お前は空気嫁無いバカのように見えて実は空気がそんなに読めるのか。彼女か。あの女子大生との出会いがお前を変えたのか！？独身にネタ晴らしした瞬間こいつに惚れた。
そして３年生になって、それまでと同じような１日が始まる。。。
残念ながら本編はここで終わりということで、残念ですけど綺麗な終わり方だったんじゃないですかね。すっぱりと、くっきりとした最終巻でした。まだ短編集はいくつか出るようですが、竹宮先生、そしてヤスさん、お疲れさまでした。
さてアニメの方もこんな感じに終わるんですかね？そちらも楽しみです。