涼宮ハルヒの消失

エンドレスエイトでハルヒの失望したオレが言う、消失は最高に面白いと。エンドレスエイトのマイナス分含めても傑作でした。キョンの焦繰感が実によく映し出されていました。見ているこちらも不安にさせるようなキョンの心情、それがあるからこそ後半の鍵を掴む流れの嬉しさ。そしてそれ以上に消失長門の可愛らしさ！！あれヤバいマジヤバい。本当に消失は長門が好きになる話だなぁ。今までの長門は感情がほとんどシャットダウンされていたけど、主室長門は感情がフルオープン状態。キョンに見られて恥ずかしがったり勇気出してキョンを家に連れ込んだりｗ帰ろうとするキョンの服の端を掴んだだだだだだだ。サントラのジャケットにもなっている（それともアレは改札機のシーンのかな？）あのシーンはオレ的消失最高のシーンでした。朝倉もよかった。それ以上に怖かった！最初の登場シーンもそうだけど、ラストのキョンを刺す場面、あの直後のくるくる回るシーンが狂気にあふれかえっていました。あんな場面見せたらもう長門と一緒にｷｬｯｷｬｳﾌﾌできないだろうに、どうするつもりだったんだろう。
深夜（鑑賞したのが２２：３０〜２５：３０すぎまで）のテンションだったのでおかしなところもありましたがｗｗじつに面白かったです。まさかの２回目は多分確実に見に行くことでしょう。

あの時もしキョンがENTERキーを押さなかったらどうなっていたか
帰宅したのちに『長門有希ちゃんの憂鬱』を読んで、こんな世界でもこれはこれでよかったんじゃないかと言う気分が。エラーではないあの感情は。長門だって、人になりたかったんだ。人として、キョンと出会いたかったんだ。ハルヒには悪いけどそんな世界をオレも望みたい。