空の境界 未来福音

あぁ、ネタバレあります。


本日から一部アニメショップにて一般販売された数年ぶりの空の境界新章、未来福音。地元にメイトが出来たおかげで買うことが出来ました。まぁないならないで通販利用するだけなんですがねw
で、読破しました。
まず短編漫画。一つ目はなんと言ってもコロコロ表情変える式がなんとも言えず、ネコアルクではなくネコ式は貴重ってレベルじゃありませんね。二つ目はふじのんのその後。視力はほとんど失ったけど、視えるものは視えるまま、と。彼女は今の自分であっても幸せなんでしょうね。3つ目は再び式とコクトーの話。そうか。あの話があって最後の序章へ続く、読み終わって気がつきました。”彼女”の扉絵にも続くのか。
で、本編は未来死がテーマ。1つはのちに鮮花の友になる瀬尾静音。もう一つは爆弾魔、倉密メルカ。一人は未来を視る。一人は未来を固める。
前者はよくあること。それはただ単によく視えるということ。それを静音に語ったときのコクトーは一見易しい感じなんだろうけど、とことん追いつめて行っているよねw思い詰めないように追いつめて行っているんですが。兄(コクトー)に憧れそれを恋と思い、そして式を見つけ失恋し、妹(鮮花)に出会いルームメイトとして仲良くなった。そんな彼女、6章に出たりするんでしょうかね?
後者は読んでなるほど。予想と違ってこちらは予測。想うのではなく測ってしまう。未来の形を作ってしまう。形があるのならば、式に壊せないものはない。文章を切り裂く見せ方はさすがきのこ!と思いましたね。コクトーだけでなく式にも見せ場アリまくりですね。
で、未来福音・序
なにがなんだかわからない状況で始まる12年後。
読んでいく内にその主役たる人物が倉密メルカもとい、瓶倉光溜だと判明した直後。あぁ、ページをめくる手が止まった。動かなくなった。
彼と共に描かれていた少女。歳は10歳。かなりヤバいところのお嬢さん。その名前が
両儀未那(マナ)
父親(コクトー)が大好きで母親(式)から奪おうと目下考え中の少女。
コクトーの家系の女性ってのは鮮花みたいなんですな、皆w


書籍と言うよりはこれも同人誌であり、綺麗な装丁と言うことアリ値段は1800円とお高めです。ですが、空の境界を好きな人には値段は関係ないですね。満足しすぎですからw
で、これの劇場アニメ化はいつで?w